むしぎらい文化研究所は「きく昆虫食」に統合します。

かねてより休眠していたむしぎらい文化研究所は、メディアを変更してポッドキャストとnote文字起こしにリニューアルしました。名前も「きく昆虫食」です。動画も写真もない、音声と文字だけの、新しい昆虫食コンテンツとしてスタートします。ひきつづきあなたのきらいな虫のこと、どんどんお便りください。(2020年4月)

むしぎらい文化研究所HP休眠について

皆様ご無沙汰しております。

当研究所HPは
所長むしくろとわ が、昆虫学の学位取得のため、

更新を休眠しております。もう半年程度お待ちください。

                  2014年11月27日速報

引き続き投稿&研究員を募集しています!

 

むしぎらい文化研究所とは?

はじめまして。
ご覧いただきありがとうございます。

 

むしぎらい文化研究所

所長(仮)むしくろとわと申します。

 

当研究所はTwitter上で反響を頂いた

むしぎらいスケッチ展

の実現に向けて設立されました。

 

 

日本人の過半数がむしぎらいと言われています。

そんな現状に年配の方からは

「最近のワカイモンは虫が触れないとはケシカラン。
という声も聞かれます。
こんな新書まで出版されました。

しかし、

「なぜ虫嫌いが多いか」

「そもそも虫嫌いの何が悪いのか」

「虫嫌いをどうすれば克服できるのか」

という基本的な疑問に答えるものは

今までありませんでした。

 

一方で、

アメリカやヨーロッパは地域的に身近な昆虫が少なく、

「子供が虫をとって遊ぶ」という光景も

見られず、虫を捕獲するのは昆虫学者ぐらいのものだそうです。

 

ならば、

日本の「むしぎらい」は

昆虫に近しい日本人が独自に進化させた文化

いえるのかもしれません。

 

特に興味深い点として

 

1,年齢による好き嫌いの変化

成長に従い嫌いになる傾向がありそうですし

虫を触るのは子供っぽい

という社会的圧力もありそうです。

 

2,昆虫種による好き嫌いのサイ

特にGが強烈に嫌われますが危険度と嫌悪感が

必ずしも相関せず、ミツバチはむしろ好かれている昆虫です。

 

3,虫ジェンダー

女性が虫好きだと特に言い出しにくい雰囲気があり

男性でも虫を趣味とする方は子供っぽいと

思われる傾向がありそうです。

 

これらのむしぎらい文化を収集し、

整理・解析していくことで、

今まで見過ごされてきた

日本人とムシのネガティブな関係性
明らかにできれば、と思います。

 

 

↓今のところテーマはコチラ↓

 

G認識とその地理分布を探る   新日本識G率調査

むしトラウマエピソード     わたしとむし

頭のなかのむしを分類同定    のうないむし

理想のむしを具現化する     こんなむしなら

生死を問わずとりたい時がある  むしをとりたい

むしかとおもった        ムシジャナイコレ


<もちろん新テーマ募集中>   新テーマ募集

 

最後に、誤解をさけるため、

当研究所が扱う「むしぎらい」を整理します。

(研究の進捗により変更される場合があります。)

 

 むしぎらい=本人にとって無害な存在が

本人の意志に反した行動や情動を起こさせる現象。

 

こんな事例が考えられます。

 

・無害とわかっていながらなぜか虫に触れない。

・なぜ自分がむしぎらいなのかわからない。

・虫を見ると殺虫剤を使わないと気が済まない

・虫を見ると意味もなくイライラしたり不安になったりする

・ガーデニングは好きなのにそこに出る虫は我慢できない

・虫が嫌いな気持ちを周囲は笑って相手にしてくれない

子供の頃はむしであそんでいたのにいつの間にかムリになった。

 

当研究所はそんなあなたを必要としています!

情報をお待ちしております

 

長文読んでいただきありがとうございました。

 

むし好きとむしぎらいが一緒になって

これからの日本における むしとヒトとのあり方を

考え、提案していく研究所にしたいと思います。

研究員(所長)も随時募集しますので

お問い合わせ下さい。

末永くよろしくお願いいたします。

 

2013年7月31日 

むしぎらい文化研究所 設立

 

むしくろとわ